2026年1月20日 / 最終更新日時 : 2026年1月20日 dorago01 小説 『破産したのに、人生が続いているんですが』#1 第1話 破産翌日の目覚ましは情がない 人生が終わったと思った日の翌朝、目覚ましは普通に鳴った。 いや、鳴るなよ。昨日、自己破産したんだぞ。もっとこう、配慮とかないのか。「お疲れさまでした。本日は起床不要です」みたいな通知 […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「眠れない女友達」 彼女は、眠れない夜にだけ連絡をしてきた。 決まって、日付が変わったあと。「まだ起きてる?」それだけのメッセージ。 理由は聞かなかった。聞かなくてもいい種類の問いだと、いつの間にか分かるようになっていた。 通話はしない。声 […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「最初の障害」 最後の障害から、三百二十七日が経っていた。 その数字を、誰も毎日は確認しない。必要がないからだ。 システムは止まらない。遅延も起きない。予測は常に正しく、修復は事前に完了する。 障害という言葉は、マニュアルの中でしか見な […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「引き継ぎ不能」 彼は、自分が最後の担当者になるとは思っていなかった。 システムは、もうほとんど自律している。障害予測、負荷分散、自己修復。彼の仕事は、その判断を「見ているだけ」だった。 監視画面には、次に起きる障害の確率が表示されている […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「ログが残らない仕事」 彼は、自分の仕事が好きだとは思っていなかった。嫌いでもなかった。ただ、向いているとは思っていた。 システムは、壊れる前に壊れる。音もなく、予告もなく、ある日突然、動かなくなる。 彼の仕事は、その「前」を見つけることだった […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「友達判定」 彼女との関係は、ずっと「友達(安定)」だった。 三年変わらない。一度も揺れたことがない。 それが、少しだけ気になり始めたのは、他の関係が、次々と更新されていくのを見たからだ。 職場の同僚は、いつの間にか「恋人」になってい […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「返信が来るまでの時間」 彼女からの返信は、いつも少し遅かった。 遅いと言っても、無視されているわけじゃない。数時間後か、早ければその日の夜。内容も、言葉も、前と変わらない。 変わったのは、待つ時間だけだった。 スマホを伏せて置く。五分後に、また […]
2025年12月29日 / 最終更新日時 : 2025年12月29日 dorago01 小説 「回復中の人は物語を語らない」 なんかそろそろ小説みたいなのに手を出してみたかったので、とりあえずChatGPT君に聞いてみたんですが、 結構よさげな短編小説テーマを出してくれたので、ちょっとリワークのプレゼン用に作成してみようと思いまふ ↓ 雑談室は […]