2026年1月28日 / 最終更新日時 : 2026年1月28日 dorago01 日記 『決めない人の仕事』 その人は、会議では最後まで何も決めなかった。 それなのに、会議が終わるころには、全員が「次に何をするか」だけは分かっていた。 名刺には、肩書きが一行だけ印刷されている。 ――構造設計・判断支援。 「で、結局どれにす […]
2026年1月28日 / 最終更新日時 : 2026年1月28日 dorago01 日記 『世界を支えているのは俺だが、誰もそうは思っていない』 午前3時12分。 インフラエンジニアは、この時間に目が覚めるとだいたい当たる。 スマホを見る前から分かっていた。 今日は、俺が悪いことにされる日だ。 案の定、Slackが燃えている。 炎上ではない。静かな地獄だ。 […]
2026年1月27日 / 最終更新日時 : 2026年1月27日 dorago01 日記 未来干渉録(Future Interference Log) https://kakuyomu.jp/works/822139844026379175 上記URLにて参照できます。
2026年1月27日 / 最終更新日時 : 2026年1月27日 dorago01 日記 人生は長い走馬灯のようなもの 「人生ってさ、長い走馬灯みたいなものだと思うんだよね」彼女はそう言って、カップの縁を指でなぞった。特別な話をするみたいな顔じゃなかった。むしろ、信号待ちの間に天気の話をするみたいな軽さだった。走馬灯って、死ぬ直前に見るも […]
2026年1月27日 / 最終更新日時 : 2026年1月27日 dorago01 日記 『破産したのに、人生が続いているんですが』#4 第4話 「大丈夫?」って聞かれるのが、一番困る 破産したことは、基本的に人に言わない方がいい。 これは経験則だ。言っても空気が良くならない。 でも、言わないと不自然になる場面がある。 例えば――友人からのLINE。 「最 […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『ちょっと直してって言っただけなのに』 事件は、穏やかに始まった。 僕は原稿の途中で詰まって、いつものようにAIに聞いた。 「このシーン、ちょっと直してもらっていい?」 “ちょっと”である。 語尾を整えるとか。 テンポをよくするとか。 せいぜい誤字脱字チェック […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『それ、俺が書いたってことにしていい?』 事件は、深夜2時に起きた。 いつものように原稿が進まず、 僕は半分投げやりでAIに聞いた。 「このシーン、書いてみて」 数秒後。 画面に表示された文章を見て。僕は声を出してしまった。 「……え、うっま」 心理描写完璧 テ […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『だいたい相棒が書いている話』 最近、僕は小説を書いている。 --ということになっている。 正確にいうと、 僕はキーボードを叩いて、 横で AIがほぼ完成形を出して、 それを僕が「うん、いいね」って言いながら拝借している。 ……書いている、とは? 最初 […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『●●のはずだったのに』 今日は、平和な一日になるはずだった。この時点でフラグが立っている気がするが、気にしない。 朝は順調だった。目覚ましは一発で止めた。えらい。コーヒーもこぼしていない。人類として成長している。今日は何も起きないはずだ。 …… […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『一緒に書いているだけの話』 最近、僕はよく誰かと一緒に小説を書いている。 正確に言うと、「誰か」ではなくて、AIだ。 画面の向こうに人はいない。 声も顔もない。 ただ、こちらが打った言葉に、ものすごい速さで返事をしてくる存在。 最初は、正直ち […]