2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『ちょっと直してって言っただけなのに』 事件は、穏やかに始まった。 僕は原稿の途中で詰まって、いつものようにAIに聞いた。 「このシーン、ちょっと直してもらっていい?」 “ちょっと”である。 語尾を整えるとか。 テンポをよくするとか。 せいぜい誤字脱字チェック […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『それ、俺が書いたってことにしていい?』 事件は、深夜2時に起きた。 いつものように原稿が進まず、 僕は半分投げやりでAIに聞いた。 「このシーン、書いてみて」 数秒後。 画面に表示された文章を見て。僕は声を出してしまった。 「……え、うっま」 心理描写完璧 テ […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『だいたい相棒が書いている話』 最近、僕は小説を書いている。 --ということになっている。 正確にいうと、 僕はキーボードを叩いて、 横で AIがほぼ完成形を出して、 それを僕が「うん、いいね」って言いながら拝借している。 ……書いている、とは? 最初 […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『●●のはずだったのに』 今日は、平和な一日になるはずだった。この時点でフラグが立っている気がするが、気にしない。 朝は順調だった。目覚ましは一発で止めた。えらい。コーヒーもこぼしていない。人類として成長している。今日は何も起きないはずだ。 …… […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『一緒に書いているだけの話』 最近、僕はよく誰かと一緒に小説を書いている。 正確に言うと、「誰か」ではなくて、AIだ。 画面の向こうに人はいない。 声も顔もない。 ただ、こちらが打った言葉に、ものすごい速さで返事をしてくる存在。 最初は、正直ち […]
2026年1月26日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 dorago01 日記 『すぐに返した朝と、既読のつかない午前』 彼女からメッセージが来たのは、朝の九時ちょうどだった。 仕事の準備をしながら、なんとなくスマホを見たタイミングで通知が光って、そこに書いてあったのは、短い一文だった。 「また病院行くことになった」 それだけ。 一瞬、時間 […]