IT関連のカスタマーセンター運営をテーマにしたテーブルゲーム
【ゲームの基本コンセプト】
プレイヤーはITカスタマーセンターのオペレーターまたはチームリーダーとなり、顧客からの問い合わせに対応しながら、チーム全体の満足度と効率を上げていく。制限時間内にどれだけ多くの問い合わせを処理できるかを競う協力ゲーム。
【ゲームの大まかな流れ】
- 準備フェーズ
- プレイヤーはそれぞれ役割カード(例:テクニカル担当、クレーム対応担当、スケジューラーなど)を選ぶ。
- 問い合わせカードの山をシャッフル。
- 資源(リソース)カードを配布。
- 対応フェーズ(複数ターン)
- 毎ターン、問い合わせカードを一定枚数オープン(例:3〜5枚)。
- プレイヤーは相談しながら問い合わせを割り振る。
- 問い合わせカードには「ジャンル(ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク等)」「難易度」「対応時間の目安」「ペナルティ(対応失敗時の影響)」が書かれている。
- プレイヤーは自身のスキルやリソースカードを使って対応。
- 時間(ターン制やタイマー)を管理しながら、効率よく対応していく。
- 評価フェーズ
- 全問い合わせ対応後、顧客満足度とチーム効率を集計。
- 対応失敗や未対応が多いとペナルティが重くなる。
- 最終的な得点を競う。
【カードの例】
- 問い合わせカード:ジャンル、難易度、対応時間、ペナルティ記載
- スキルカード:特定ジャンルの対応時間短縮、クレーム鎮静化、リソース増加など
- リソースカード:マニュアル参照、上司応援、システム再起動許可など
【勝利条件例】
- 制限時間内に一定数以上の問い合わせを対応し、顧客満足度を維持しつつ効率点を稼ぐ。
- チーム全体の合計点が目標値を超えたら勝利。
. プレイヤー人数・役割
- 人数:3〜5人(チーム協力型)
- 役割例:
- テクニカルオペレーター(専門的対応が得意)
- クレーム対応担当(トラブル対応・顧客鎮静が得意)
- スケジューラー(リソース管理・優先度調整)
- サポートリーダー(エスカレーションや全体調整)
役割ごとに固有のスキルカードや特殊能力を持つ。
2. ゲームの流れ(ターン制)
ターン開始
- 問い合わせカードを3枚(人数や難易度で調整)引く。
- それぞれの問い合わせに「ジャンル」「難易度」「対応時間」「ペナルティ」が記載。
対応フェーズ
- プレイヤー間で相談し、問い合わせを割り振る。
- 対応に必要な「対応時間」を合計して制限時間内(例:1ターン=10分相当)に収めるように調整。
- 各プレイヤーはスキルカードやリソースカードを使って対応時間を短縮したり、難易度を下げたりできる。
- 対応成功なら満足度ポイントが入るが、失敗するとペナルティが発生。
ターン終了
- 対応済み問い合わせカードは除外。未対応の問い合わせカードはペナルティを蓄積。
- 顧客満足度トラックを更新。
3. カード種類の具体例
問い合わせカード
- ジャンル:ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、セキュリティ、アカウント管理
- 難易度:1〜5段階
- 対応時間:対応に必要な時間(例:1〜5時間相当)
- ペナルティ:対応失敗時に発生。満足度減少やリソース減少など。
スキルカード
- 「ソフトウェア対応時間−1」
- 「クレーム鎮静:ペナルティ軽減」
- 「チーム内リソース共有:他プレイヤーの対応時間減少」
リソースカード
- 「マニュアル参照:対応時間短縮」
- 「上司へのエスカレーション:難易度減少」
- 「システム再起動:特定ジャンルの問い合わせを一括解決」
4. 勝利条件
- 制限ターン数内(例:5ターン)に顧客満足度を一定以上に維持しつつ、対応した問い合わせ数で得点を競う。
- 失敗が多いとペナルティが大きくなり、ゲームオーバーになることもある。
5. オプションルール案
- 緊急対応イベントカード:ランダムに発生し、優先的に対応しなければならない。
- 顧客タイプカード:問い合わせごとに顧客の性格や態度を設定し、対応難易度やペナルティに影響。
