読書感想『愛するということ』エーリッヒ・フロム著

では最初の読書感想という事で、直近で一番印象に残っている本の感想を書いていきたいと思います。

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2回目の休職に入ったタイミングで、偶々寄った梅田の本屋で見つけた本でした。
本当にシンプルに「愛するということ」っと白無地の背景の表紙だったのが気になったのと、
「またスピリチュアルな本か~?w 今の自分がボコボコに批評してやらぁ~w」くらい、半ばサンドバックにするつもりで買ってましたね。

ただ、結論は…

  

 

  

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

 

とても面白かったです…!

というのも、自分はそんなに読むの早い方じゃなくて、他に3冊ほど別の本も買っていたんですが、
それぞれ読みながらで一番早く一晩で読み切りました…!

それくらいには自分に刺さった。というのが実際の所ですね~。

さて、では具体的な感想に移るんですが、
この作品はバカ真面目に愛について研究した上での『愛する』とはなにか?を
論理的に説明し、その上でどうやったら『愛する』という『技術』を習得できるか?

というところに挑んだ話。っというのが概要かな?っと思います。

実は自分は両親がスピリチュアルに傾倒していたもので、大体この手の話は
『愛』については抽象的なまま取り扱っているものが多かったんですが、

この本については極限まで具体化する様に尽力している印象でした。

ちなみにズバリ『愛する』とはどういうことか?自分なりのこの本を読んだ解釈だと、
『生きる上で遭遇するものすべてを肯定すること』という認識です。

要は限りなく全肯定ペンギンできるか?っていう話なのかな…っとw
(※もちろんYESマンになれって話ではないですよ!)

例えば、誰かを「愛している!」っていう時はその人だけではなく、すべからく関わる人、出会う人すべてを肯定します…って
言うとなんか宗教臭くなりますが…w要は自分も含めて人間性そのものを肯定する。っという姿勢なのかな?っと思いました。

最近本当にいろいろ悪いことが重なりすぎて、自分への苛立ちが増し過ぎて酒を飲み過ぎたり、
家族・職場の人・友人にも攻撃的になってしまっていた自分としては、
ちゃんと自分の考えや気持ちも大事にしないといけない。という点において、
自分が弱いから…っという考えからで「周りが自分を騙そうとしている…!」って見えてしまった事について
なんか深く反省した気持ちだったりしますね~

まあ、本当にタイミングが悪く重なった…てのもあるんですけどねw
そらぁ、自己破産することになったのに弁護士に騙されて時間は無駄にするわ、職場では自分の意見は聞き入れられないわ、
身内はみんな危機感無いわ、やりたい勉強・鍛錬はできないわ、趣味は出来ないわ、大切な人間を守れないわ…ってなってくると
精神的には不安定になるんだろうけど…

とはいえ、なんだか自分自身に自信というゆうか、自分を肯定できていなかったのが踏ん張れなかった一因として大きい気はしましたね…

ちょっと暗い身の上話になってしまいましたけど…

一応この本ではどうしたら「愛せる」様になるのか?についても言及していて、
これまた自分の解釈でいうと、

1.忍耐が必要→瞑想20分以上を習慣的に行う。
2.集中力が必要→1分1秒あらゆることを意識すること
3.「愛せる」様になるという向上心を持ち続ける事

というのが恐らく必要だ!っと割とちゃんとしたアクションプランまでだしていて中々勇気づけられた感じでしたね。

なので、個人的に非常に好きだというか、何なら今まで探していたものに出会えた気がします。

後、これまた面白かったのが、丁度1年前から映画上映していた「機動戦士ガンダムSeed Freedam」のキャッチフレーズにもなっていた
「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なのです!」っというセリフが
そのまんま登場したのでかなり笑わせていただきました(なにワロてんねん)

まあ、ともかく、もし世の中の「愛」について抽象的な表現は聞き飽きたよ~~!って
憤りすら感じている方には騙されたと思って読んでみてほしいかもですね~

結構読んでて楽しいのでぜひおすすめです!

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